教室に通われている幼児さんの練習についてのお話です。
レッスンで実施していること
レッスンでは以下の内容を実施しています。
- 絶対音感を身に付ける
- 音を最後までしっかり聴き切る
- 拍子感を養う
- 脳の回路を作る
- ミラーニューロンシステムを育てる
- ピアノを演奏する姿勢を身に付ける
- 手のフォームを身に付ける
成長に伴って、少しずつ課題を加えながら、繰り返し繰り返しレッスンします。
幼児期のこどもさんは、知っているまたは、できている内容を披露することを楽しんでくれるので、完全にできるようになるまで何度も繰り返します。
レッスンでの活動を日常の作業に組み込む
絶対音感プログラムについては任意ですが、年齢制限があるので毎日欠かさず練習をして頂く必要があります。
絶対音感についてはこちらに詳しく掲載していますので、よかったらご覧ください。
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参考絶対音感は何歳までに訓練をはじめる?
実際に私が自分の子供にやった絶対音感のトレーニングの方法についてお伝えしています。絶対音感は何歳までに訓練を開始する?絶対音感について、一般的には7歳になる前に訓練をはじめることが必要と言われています。トレーニングが進まないなどの悩みについても掲載しています。
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その他のレッスンでの活動については、お風呂の中や移動中の車の中で取りいれて頂ける活動がたくさんあるので、それをお願いしています。
幼児期はピアノに座る前に身に付けるといいことがたくさんあり、実際にピアノに演奏するときにそれらが生きてきますので、たくさん日常で取りいれてくださると嬉しいです。
練習するための練習が必要
でもやっぱりピアノを弾くためには、ピアノに座った練習も必要ですよね。
保護者さんには、保育園や幼稚園から帰宅したら休憩をする前に5分でいいからピアノに座ってくださいとお願いしています。
いったん休憩してしまうとダラダラ時間が経過してしまうのは、大人も同じですよね。
ご自宅では以下のことをお願いしています
- 良い姿勢でピアノに座る
- 指定されたメトロノームの速さに合わせて弾く
- 脱力をする
- 一つ一つの音の長さをきちんと守る
始めは短い曲なので、3回弾いてもらえたら数分で練習は終了します。
幼児期のはじめのうちはこれで良いと思っています。
練習が習慣化するまで温かく見守ってもらえたら嬉しいです。