楽譜を読むスピードを上げるために、手作りの音符フラッシュカードを利用して音符の読み方を練習しませんか?
音符カードを手作りするための無料ダウンロードサイトをご紹介します。ぜひ活用なさってくださいね。
この記事について
- 音符フラッシュカードを無料でダウンロードできるサイト4選
- 音符カードを手作りしよう
- 音符カード使った音符の読み方の練習方法をご紹介
使いやすい音符カード
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PDFを無料でダウンロードできるサイト4選|音符フラッシュカードを手作り!
Susan paradis
海外のサイトです。大譜表の標準サイズの音符カードです。
音符フラッシュカードはこちらから無料でダウンロードできます。
COLOR IN MY PIANO
こちらも海外のサイトです。大きなサイズの音符カードが無料ダウンロードできます。印刷を工夫すれば好きなサイズの音符カードが手作りできます。
音符フラッシュカードはこちらから無料でダウンロードできます。
ちびむすドリル小学生
ト音記号とヘ音記号が別々に書かれたカードです。説明が丁寧で分かりやすいです。
音符フラッシュカードはこちらから無料でダウンロードできます。
和音や重音のカードも無料ダウンロードから手作りできます。
⇒ 「和音(2音・3音|ト音記号・へ音記号)」フラッシュカード
参考
- 和音は3つ以上の音を重ねた場合です。
- 重音は2つの音を重ねた場合です。
Layton Music
海外のサイトです。こちらは音符カードではなく、ト音記号とヘ音記号と五線が書かれたものが無料でダウンロードできます。
A4で印刷するとちょうどおはじきが音符の代わり使えるサイズです。おはじきは100均で購入しました。ややはみ出してしまいますがペットボトルの蓋でも大丈夫です。
カードはこちらからダウンロードできます。
PDFファイルをダウンロードするだけ!|音符カードの作り方
①音符フラッシュカードのページを開きます。ダウンロードしたい音符カードをタップして開きます。
②右上の設定から印刷へ進みます。
③印刷して、カットして使用します。
教室では、繰り返し使用するためにラミネートをしています。
ラミネーターはこちらを使用しています。上部のカッターで簡単に裁断でき、角を丸くするパンチもついていて非常に便利です!
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\ラミネートフィルムはこちら/
教室で使用している音符カード(フラッシュカード)の教材
教室では、主にこちらを使用しています。
丸子あかね先生の「みんなだいすき!おんぷカード」です。
使いやすい音符カード
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教室では見やすい様に「おおきなサイズ」を使用しています。ご自宅での練習用は、シャッフルしやすい標準サイズ(トランプ程度のサイズ)を購入される生徒さんが多いです。
教室での音符の読み方の練習方法をご紹介します
楽譜にたくさん音符が出てくる前に、音符の読み方を音符カードを使って練習しています。手作りの音符フラッシュカードでも使用方法は同じですので参考になさってください。
「みんなだいすき!おんぷカード」には、同じ「ド」の音でも、四分音符と全音符の2種類づつ入っています。
- 2種類のおんぷカードを全部をごちゃまぜにして、高速でめくってカードの音名を答えてもらいます。
- 生徒さんには出てきたカードの音を、2秒以内で答えてもらうのを目標にしています。
- 音名を答えることに慣れたら、音名を答えるだけでなく実際にピアノの音も出してもらいます。できるだけ早くおんぷカードに書かれた音を鍵盤上で見つけて音を出します。
幼児の方は四分音符と全音符で、表記方法が違うだけで同じ音と認識できない場合があります。慣れるまでは、楽譜でも多用される4分音符の書かれた音符カードだけを使用して「音あて」を楽しんでいます。
レッスンでの演奏の合間に息抜きとして「音あて」と「リズム叩き」は有効です。ご家庭でもぜひ一緒にトランプやかるた遊びをする感覚で子供さんと楽しんでやってもらいたいなあと思います。
リズムカードについては、こちらの記事に詳しく掲載しています。
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【リズムカード】無料ダウンロードして手作りしませんか?
リズムカードを無料でダウンロードできるサイトをご紹介しています。ご自宅でのリズム練習に活用なさってみてはいかがですか?
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音符カードを使用した音符の読み方の練習|まとめ
ピアノの練習では、音符が早く読める事、音符が分かることは不可欠ですね。
音符の読み方の練習は、ひらがなを意識し始めた年長さんや1年生が徐々にすらすら字を書けるようになるのと似ています。
我が子も、2年生まで音符が苦手で、新しい楽譜になると「これ何の音?」と頻繁に聞かれました。いつかは親子ともに読譜に疲れてピアノが継続できなくなると思い、2週間継続して「みんなだいすきおんぷカード」のフラッシュカードを練習しました。
始めは、3オクターブ分の音符カードを、考え考え思い出しながら何分もかかって答えていましたが、一週間もすれば、カードをめくればすぐに何の音が言えるくらい早く全部答えられるようになりました。
たった2週間、毎日タイムを計ってフラッシュカードをやっただけでも効果は絶大ですので、ぜひやってみてください。
丸子あかね先生のおんぷカード
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3年生や4年生になって扱う楽譜が複雑になると、音符を読むのが苦手な子供さんにとってピアノの練習はますます困難なものになり、継続が難しくなります。小学校の低学年までに、おんぷカードを使って音符の読み方を楽しみながら練習なさってみてください。
音符の苦手意識を克服して、手や体が成長する小学校の中学年から高学年に向かって、自分が弾きたい曲を楽しく練習してもらえたらうれしいです。